2008年02月12日

紙に想う

先日祖母の話をしましたが今日は祖父にまつわる話をしたいと思います。
私の祖父はとても厳しく物をとても大切にする人でした。

特に新聞に入ってくる広告など裏に印刷のない紙は大きさ別にメモ紙に使い、
裏表印刷されている紙は祖父が大好きだった柑橘類の皮入れやごみ袋
などこれまた用途別にぴっしりと袋にし、ちょっとつるっとした紙は
俳句の先生をしていた祖父の俳句ノートとして使われていました。

タクシー会社でいただく日めくりはよく揉めばちり紙になると朝一枚破いては
鼻をかんでいました。カレンダーも同様、紙質で用途が決まっていました。

お正月の書き初めの宿題は祖父の部屋でまず新聞紙で練習用の半紙を作るところから
始まり2日が嫌で嫌で毎年泣きながら仕上げたものです。

箱形のお菓子の缶には各サイズの広告メモ紙がすぐ取り出せるようになっていたり
小さくなった鉛筆や消しゴムもきっちり収められていました。

今はそんな祖父をとても懐かしく思います。
そして私自身、切ったり貼ったりすることが大好きなのはそんな祖父に
憧れているからなのかも知れません。
紙に想う





楓(TENO-HIRA)の包装紙も贈り主のお客様の心を包んだ後、受け取り手の皆様の
アイディアでメモ紙にしたり、ぽち袋にしたりと楽しんでいただけたらと思います。


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Posted by てのひら at 15:32│Comments(2)足の裏?
この記事へのコメント
素敵なお話ですね。

私も自分の祖父母のことを思い出しました…

 確かに、小さいときのほうが広告などもよく使いましたね。今は3Rなんて盛んに言われていますが、昔当たり前にやっていたことを復活させようということなんですよね。買い物に行くときに買い物かごを持っていくのも当たり前でしたもんね。

 てのひらさんの包装はとっても素敵で、プレゼントするためのものでも自分で包みを開きたくなります。開けるのが楽しみになる包装っていいですよね。また、お願いします。
 
Posted by うさこ at 2008年02月12日 20:50
うさこさん☆
本当にそうですね。3Rって言われなくても自然に当たり前のこととして
始末して暮らしていたのが祖父母でした。
そう考えると祖父母に教えられたことってやっぱりかけがえのないものだったなーと思います。
Posted by てのひら at 2008年02月12日 22:13
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