2011年07月07日
がんばる宮城の手のひら。
宮城の佐々直さんの「手のひら蒲鉾」
藩政時代より伊達家直轄の漁港として栄えていた閖上(ゆりあげ)漁港。
明治中期にその閖上で笹かまぼこの前身ともいえる「手のひら蒲鉾」を生み出したのがこの佐々直さん。
当時から受け継がれた「おろし、すり、練る」を丹精に一枚一枚手でたたいて形を作り
炭火で焼き上げている伝統の「手のひら」です。
てのひらつながりで、昨年秋に開催した5周年記念のイベント「てのひら学縁」のお昼に本当はこの「手のひら蒲鉾」を
お取り寄せしたかったのですが、予算の関係で蒲鉾がコロッケに変更になりました(*^_^*)
3月の震災の後、宮城の佐々直さんのことが気になりHPを見ると閖上工場は全壊。休業中で再会の目処は立たず
ということ。
その後、再開を願って時々HPで確認をしていましたところ6月25日に「手のひら蒲鉾」の販売が再開されたとのこと。
同じ「てのひら」としては嬉しくて嬉しくて個人的にお取り寄せをしました。
もちろん今回の震災でやむなく閉店された店舗も沢山あり、本店工場も全壊ということで製造ラインが残った
店舗での営業再開なのだそうです。
「名産「笹かまぼこ」を復活させると言う強い目標を持ち、あらたなる100年に向けて歩みを開始いたします。」と
いう佐々直さんの想いと一緒に昨日てのひらに届きました。
がんばる宮城の手のひら。
またお取り寄せしよう。。
ふっくらと素朴な味わいの中に伝統を未来へ繋ぐやさしい想いと強い意志が込められていました。
Posted by てのひら at 08:00│Comments(0)
│足の裏?
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。