2012年09月05日
秋のスタートに。。
先日、ご近所の小さなお客様が「お店に飾って」と拾ってきてくれた栗の毬。
まだまだ暑い日が続くのですが作家さんの陶器など少しづつ店に飾りたくなりました。
お客様のご依頼もあり久しぶりにお電話させていただいた吞舟庵さん。
静岡での仕事の帰りに工房にお邪魔してきました。
作家さんが作品を生み出している場所で直接お話して作品に触れるという贅沢。
楽しくて刺激的で心地いい時間でした。
同じ時間を共有させていただくご縁の前にはご夫妻の陶芸にまつわる深い深い歴史が
あって、ご夫妻のいろいろなお話を伺いながら目の前の器たちがもっと話かけてくれるようになる瞬間が好きです。
作り手の「想いいれ」と繋ぐ私たちの「想い」が重なったり共感できたりして見えてくるもの。
今度は楓(TENO-HIRA)が皆様に少しでもお伝えできたらいいなあ。。
少しですが器をお預かりしてきました。
持つ手に馴染み、添える手にもしっくりします。
なぜこういう形にこだわっているのだろう。
なぜこういう器を作るのだろう・・・。
器から伝わるその先のあたたかくて芯の強い作家さんの物語がたぶん私が一番魅力的に感じている部分なんだろうな。。
「楓さんがてのひらって名付けた意味が伝わってきた」と優しいお言葉をいただきました。
8年目にして私自身も気付かなかったことを作家さんが教えてくれた気がして思いがけない花束をいただいた気分です。
これからもご縁をいただいた素敵な作家さんの「掌が伝えてくれるもの」を楓(TENO-HIRA)から皆さまの手のひらへ。。。
お伝えしていくこの仕事を大切にしていきたいなと改めて想う秋のスタートです。
Posted by てのひら at 08:00│Comments(0)
│作家さん
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